デビンヘイニー vs ライアンガルシア試合結果まとめ
試合概要
2024年4月21日に行われたデビンヘイニー(PFP7位)とライアンガルシアの試合です。 WBC世界スーパーライト級タイトルを懸けた試合となります。 挑戦者はライアンガルシアです。
また、ガルシアが前日に1.45kgの体重超過をしているため、ガルシアが勝ってもタイトル獲得とはなりません。
試合前オッズ
デビンヘイニーが1.08、ライアンガルシアが6.00と、ヘイニーが勝利するという見方が大変多いですね。
試合結果
1R
ガルシアが圧をかけていきます。 ガルシアがヘイニーのジャブに左ブローを合わせ、ヘイニーの顔面にクリーンヒットします。 ガルシアのラッシュが続きますが、ヘイニーはクリンチで凌ぎました。
2~5R
ヘイニーが圧をかけていきます。 ヘイニーがジャブ、ボディジャブをコツコツと当てていきます。 一方のガルシアは1R目ほどの勢いがなくなり手数も少なくなりました。
6R
ガルシアが左右のボディを連打し、コンビネーションも繰り出していきます。
7R
試合が大きく動きます。ガルシアの左オーバハンドがヘイニーの顔面を捉え、右アッパーでヘイニーがダウンします。 その後もガルシアのラッシュを受けたヘイニーですが、クリンチで凌ごうと、体勢を崩しましたが、レフェリーはダウンを取りませんでした。
8R~9R
ヘイニーがジャブで圧をかけていき、そこにガルシアもカウンターを狙っていきます。
10R
ガルシアのワンツーからの左ストレートが当たり、2度目のダウンを奪います。
11R
左フックが顎をかすめ、ガルシアが3度目のダウンを奪います。
12R
ヘイニーが追いかける展開となりましたが、ガルシアが逃げ切り、試合終了。 ガルシアの判定勝ちとなりました。
まとめ
- 6Rまではヘイニーが有利
- 7Rでガルシアがダウンを奪う
- 10R、11Rにもガルシアがダウンを奪う
- ガルシアの判定勝ち
- 前日計量で体重オーバーのため王座奪取とはならず
試合前はヘイニーがかなり優勢となっていましたが、まさかのガルシアがそれを大きく覆す展開となりました。 とはいえ、ガルシアは前日計量で体重超過していますので、王座奪取とはなりませんでした。 それにしても、ガルシアの左ブローは強烈でした。体重の影響はやはり大きいのでしょうね。
著者 : 七熊